【XAMPP】複数のPHPバージョンの使い分け

ヤマモト

2024.09.05

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こんにちは、山本です。


今回はXAMPPにおける複数バージョンのPHPを使い分ける方法について記載いたします。

XAMPPについて

XAMPPとは

ウェブサイトやウェブアプリケーションを開発・運用するための環境を簡単に構築できるソフトウェアです。


XAMPPのダウンロード

https://sourceforge.net/projects/xampp/files/XAMPP%20Windows/ からダウンロードできます。

XAMPPの配置

ダウンロード後のXAMPPの配置

ダウンロードしたXAMPPを解答し、フォルダ名を分かりやすいようにバージョンで変更します。


(例)

・PHP7.2系と7.4系が入っているXAMPPをダウンロードした場合


C:\yamamoto\xampp72

C:\yamamoto\xampp74

XAMPPの起動

7.2のPHPで起動させる場合

コマンドプロンプトを管理者で実行し、下記コマンドでシンボリックリンクを作成します。


MKLINK /D "C:\xampp" "C:\yamamoto\xampp72"


C:\yamamoto\xampp72 内のxampp-control.exeから ApacheとMySQLを起動させることで7.2のPHPを使うことができます。

PHPバージョンの切り替え

7.2から7.4のPHPを使用する場合

流れとしては「シンボリックリンクを削除 → 新しくシンボリックリンクを作成 → XAMPP起動」になります。


①シンボリックリンクを削除

下記コマンドをコマンドプロンプトで実行します。

RMDIR "C:\xampp"


②7.4のシンボリックリンクの作成

MKLINK /D "C:\xampp" "C:\yamamoto\xampp74"


③起動

C:\yamamoto\xampp74 内のxampp-control.exeから起動。


こちらで7.4のPHPを使うことができます。

まとめ

以上がXAMPPでのPHPのバージョン切り替えの流れになります。


稼働中のプロジェクトとは異なるPHPのバージョンの案件の修正を頼まれた際などに面倒に感じますが、コマンドプロンプトからすぐに切り替えて作業に取り掛かることができます。

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