Nuxt.jsをS3にデプロイしてCloudFront経由でアクセスする

だいち

2024.03.19

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3月のAWS勉強会に向けてAWS(特にCloudFront、S3、Lambdaあたり)をキャッチアップしているところです。

今回はNuxtのプロジェクトをS3にデプロイしてCloudFrontを経由して配信する構成を組んでいきます。

前提

  • この記事に書くこと
    • S3にNuxt.jsのファイルをデプロイする方法
    • CloudFrontのディストリビューション作成、設定方法
  • この記事に書かないこと
    • S3, CloudFrontについての概要、基礎知識

事前準備

S3バケットを新規作成~静的webホスティング設定

バケット名

 →今回はnuxt-app-20240218というバケット名で作成。

オブジェクト所有者

 →「ACL有効」に設定

 ※ACLを無効にすると、バケットのオブジェクトの公開設定ができなくなる。

  今回は静的Webホスティングとして公開するため、有効に設定

デフォルトの暗号化

 →無効に設定。

 

作成完了。


作成したバケットを静的webホスティング用に設定していく。

上記のバケット詳細の画面の下の方に「静的webホスティング」のセクションがあるのでそこから編集。

 →静的webホスティングを有効に設定

S3にNuxtのファイル(distディレクトリ配下)をアップロード

distディレクトリとは

Nuxtのプロジェクトをビルドした際に生成されるファイル群。

.vue形式で記述したファイルが、htmlで作られた Web サイト用のファイルに変換されます。

※distディレクトリごとアップロードしてしまうと、Webページにアクセスした際にindex.htmlがなく403となってしまうので注意!


無事アップデート完了。


SSL証明書を発行

次に、https通信を実現するためにSSL証明書を発行していきます。

主な手順としては以下の通りです。

  1. ドメインを購入(今回はお名前ドットコムを利用)
  2. Route53でホストゾーンの設定
  3. ACMを使ってパブリック証明書をリクエスト
    1. 注意:CloudFrontで利用するためにはリージョンをバージニア北部に設定してリクエストを行う必要がある
  4. Route53でDNSレコードを作成(CNAMEタイプ)


詳細な手順は以下の記事を参考にしましたので参照ください。

https://dev.classmethod.jp/articles/route53-domain-onamae/

CloudFront ディストリビューションを新規で作成

作成時の設定

Origin domain

 →作成したS3バケット名を入力


オリジンへのアクセス制限

  •  OAIを作成
    • OAIとは?
    • →CloudFront内に存在する仮想的なユーザーみたいなもの。このユーザーの権限を使ってS3へのアクセス制限を行うことができる。
    • 今回はこのOAI(CloudFront)経由でのみS3にアクセスできるようにする。
  • バケットポリシーを設計する必要があるので「はい、バケットポリシーを自動で更新します」を選択
    • CloudFront側で設定したポリシーがS3側でも自動で適用される

   


オリジンシールドの適用

 →オリジンの負荷を最小限に抑え、可用性を向上させてくれる


ビューワーの設定

  • Redirect HTTP to HTTPS
    • httpでアクセスした際に自動でhttpsにリダイレクトしてくれる
  • 今回はWebサイトの閲覧が目的なのでGET, HEADメソッドのみ
  • 今回はWebサイトの公開が目的なのでNoに設定 (yesにするとキーペアを作成する)

https通信を実現させるための設定

  • 代替ドメイン名に取得したドメイン名を入力
  • SSL証明書はACMで発行した証明書を選択



ディストリビューション作成完了!



ドメインとの関連付け

  1. Route53で作成したホストゾーンから、「レコードを作成」を選択
  2. エイリアスを有効にして、「トラフィックのルーティング先」をCloudFrontに設定すると自動でディストリビューションが表示される

CloudFrontを経由してアクセスしてみよう

S3でOAIがうまく機能しているかを確認

S3>バケット>バケット名>バケットポリシーを編集

  • ①があらかじめS3に設定したバケットポリシー。(誰でもアクセスできる状態)
  • ②がディストリビューション作成時に作成したバケットポリシー (OAIを新規作成して、そのCloudFrontからでしかアクセスできない)
    • ①のバケットポリシーを削除


この設定により、変更前はS3のオブジェクトURIへ直接アクセスしてページを閲覧できていましたが、

変更後はForbiddenで閲覧できなくなりました



CloudFrontからアクセス!

レコード名を貼り付けてアクセス

無事、アクセスすることができました。

(今はドメインの更新をしていないのでディストリビューション名のドメインからアクセスしてます。)



おわりに

今回S3にフロントエンドのプロジェクトをデプロイして

CloudFrontで配信する構成をしてみました。


思ったのは、リリースのたびにS3にアップロードして、キャッシュを削除しないといけないので

少し面倒だということです。


次回はデプロイの一連のワークフローのパイプラインを作っていきたいと思います。

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