AWS S3 のウイルスチェックが変わる!?

2024.07.31

11

こんにちは!原です!

皆さん AWS S3 のウイルスチェックって考えられたことありますか?

私は案件で考えたことがあります。

その時は Lambda で頑張って検知するという手法をとっていました。

そんな中、ある機能がリリースされました!

結論

Amazon GuardDuty で S3 のマルウェア検知できるようになりました。

GuardDuty Malware Protection for Amazon S3 の提供が開始しました。

指定した S3 バケットに組み込みのマルウェアとウイルス対策を使用できるため、
悪意のあるファイルの評価を大規模に自動化することに伴う運用の複雑さとコストオーバーヘッドを排除できます。

こちらを利用することで、今までやっていた、ウイルス対策が比較的簡単になります!

また、多くの案件にマッチする条件になっております。

リリース時点では、この機能は最大 5 GB のファイルサイズをサポートします。
これには、最大 5 レベルのアーカイブファイルと、解凍後 1 レベルあたり 1,000 ファイルが含まれます。

料金はスキャンしたGBと件数で変わるようです。

料金は、スキャンされたオブジェクトの GB ボリュームと 1 か月あたりに評価されたオブジェクトの数に基づいています。

参考サイト:

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/introducing-amazon-guardduty-malware-protection-for-amazon-s3/

AWS S3 のウイルスチェック方法(今まで)

AWS Lambda で頑張る

参考サイト:

https://dev.classmethod.jp/articles/s3-bucket-antivirus-lambda/


参考サイトにあるようにポリシーを書きまくって、Lambdaをつくってということを設計してました。

ウイルス検出に掛かるコストは安く、アプリの規模によってはこちらを採用するのもありかもしれません。

その代わり、ウイルス定義の更新やウイルス情報のキャッチアップが必要など運用のコストが高く、おすすめはいたしません。

サードパーティー製サービスを利用する

あとはサードパーティー製のサービスを利用するケースもあるかと思います。

基本的に設定に掛かる手間が省略できるので、こちらもおすすめです。

あとは料金との相談ですね!

・Antivirus for Amazon S3

 参考サイト:https://tech.andpad.co.jp/entry/2024/04/04/100000

・Cloud One - File Storage Security

 参考サイト:https://qiita.com/chankoba/items/282d8ead7d29a522a282

この記事をシェアする